スポーツバー開店の裏側
スポーツバー開店のために協力してくれた方々
ロゴデザイン:津島 智範 氏
アドバイザー:宮城 耕次 氏
アドバイザー:桑原 崇 氏
ミュージックコーディネーター:見山 範泰 氏
クレープ担当:桑井 亜乃 氏
絵画:鈴木 里美 氏
ホームページ:藤本 淳 氏
調理担当:オーナーの母
調理補助:オーナーの姉
津島 智範
Tomonori Tsushima
株式会社ベネディクト 代表取締役
1975年岡山県生まれ。アートディレクターやパッケージデザイナーとして活躍し、“売れる商品” を念頭に置いた商品開発やパッケージデザイン制作を手掛けている。定番商品やロングセラー商品のリニューアル、新規ブランドの立ち上げなど、幅広いジャンルに携わっている。主な作品に、アサヒ飲料の「三ツ矢サイダー」「ウイルキンソン」「WONDA」、日本たばこ産業の「HOPE」、ハウス食品の「ジャワカレー」などがある。さらに、明治、アサヒビール、ロッテなどの企業のデザインも担当。JPDA(日本パッケージデザイン協会)会員であり、日本パッケージデザイン大賞の審査員も務める。
1. 出会いのきっかけ
FEEL FREEのロゴを手掛けてくださったデザイナーとの出会いは、大学ラグビー部の後輩であり、一緒にラグビーチームで仕事をした沖縄のデイゴラグビースクール代表の銘苅信吾氏からの紹介がきっかけでした。信頼できる人物からの紹介により、この素晴らしいロゴが誕生しました。
2. ロゴに込めた想い
“FEEL FREE”のロゴは、日本の伝統美を象徴する藍色と桜色を基調に、深い意味が込められています。
藍色:心を落ち着かせる力を持ち、私が愛する色であると同時に、東京オリンピックのロゴに使用された色をイメージしました。幾多の困難を乗り越えて開催されたオリンピックへの敬意が、藍色に込められています。
桜色:日本の象徴である桜の花を表現し、さらに私の娘「凜桜(りお)」への想いが込められた特別な色です。桜の強さと美しさは、日本人の心を映し出し、ロゴにもその精神が息づいています。
“FEEL FREE”のロゴは、サイドラインのないフィールドを描き、自由な空間を象徴しています。ここでは、人々が自分らしさを存分に表現し、仲間と共にリラックスして過ごせます。また、ロゴに取り入れられた「チケット」は、大切な人から大切な人へ手渡されることで、人と人とのつながりを表現しています。このロゴは、誰もが自由に楽しみ、大切な人と特別な時間を共有できる場所、それが”FEEL FREE”であることを体現しています。大切な人から大切な人へ手渡される「チケット」という要素も取り入れており、人々のつながりを強調したデザインです。
3. ロゴ完成後の感想
ロゴが完成した瞬間、私の想いが全て形になったことに深い感動を覚えました。特に、「大切な人を大切にする」というコンセプトが、チケットのデザインを通して見事に表現されており、胸を打たれました。このロゴを見たとき、FEEL FREEのチケットが世界中に広がり、大切な人々の間で手渡されていく光景が自然に浮かびました。まさに、私の想像を遥かに超える素晴らしい仕上がりです。
4. ロゴに対するお客様の反応
このロゴを名刺として日本中、そして世界中でラグビー遠征の際にお渡ししました。ロゴを受け取った多くの方々から、「かっこいい」、「かわいい」、「個性的」、「配色が素敵」、「ストーリー性を感じる」といった声を頂いております。また、「このロゴは店の雰囲気を見事に表現している」や「親しみやすく、印象に残る」という評価も多く寄せられ、ロゴがまさにFEEL FREEの自由で開かれた空間を象徴していると実感しました。
このロゴは、FEEL FREEの理念を完璧に体現しており、世界で唯一無二のデザインです。
宮城 耕次 アドバイザー
Koji Miyagi
ホテル経営者
1982年沖縄県生まれです。オーナーが国際武道大学ラグビー部のヘッドコーチを務めていた際、キャプテンとしてチームを率い、関東2部リーグで5位に導きました。誠実で率直なキャプテンシーにより、チームを一つにまとめました。大学卒業後は、オーストラリアへワーキングホリデーに出かけ、旅を通して多様な価値観や人との出会いの大切さを学び、「思考は現実になる」という信念を深めました。
帰国後は、沖縄の米軍基地内で消防団員として勤務しながら、先輩からホテル経営の知識を学び、独立しました。現在は沖縄でホテルを経営しています。コロナ禍における経営危機の際、妻から「心配しないで!あなたなら必ずできる!」という励ましを受け、「資産の大切さ」という経営の基本を見つめ直し、困難を乗り越えることができました。
現在は、ホテル経営に加えて投資の勉強も始め、世の中がより良くなるために、日々行動を続けています。
桑原 崇 アドバイザー
Takashi Kuwabara
1983年埼玉県生まれ。オーナーが国際武道大学ラグビー部のヘッドコーチを務めていた時の学生コーチです。学生時代から「自分は社長になる」と夢を語り、その夢を実現させた人物です。大学院では母校で高校体育教員を務めながら、ラグビーのコーチングを研究。教育者としての道もありましたが、社長という目標に向かって飲食業界に挑戦しました。かつて同時に9店舗を経営した経験を持ち、2020年のコロナ禍ではラーメン店を新たに開業する挑戦を実行しました。45歳になったら自転車で日本を2周し、多くの人々との出会いを計画しています。
人情と義理を大切にする経営者、桑原氏の教え
礼儀、人情、そして義理を大切にする桑原氏は、飲食業界の基本と知識をアドバイスしてくれます。彼が常に心がけているのは「笑顔」で、従業員の育成は社長の大切な役割と考えています。彼は、一人ひとりの個性を尊重し、彼らの成長を支えるために積極的に関わり続けています。また、経営においては、常に「顧客満足」を最優先に考え、サービスの向上に努める姿勢を持っています。桑原氏の理念と実践は、飲食業界で成功するための貴重な指針となっています。
見山 範泰 ミュージックコーディネーター
Noriyasu Miyama
1984年福岡県生まれ。オーナーが国際武道大学ラグビー部のヘッドコーチを務めていた際、見山氏は選手兼S&C(ストレングス&コンディショニング)コーチとしてチームを支えました。FEEL FREEの構想が生まれた20年前に、音楽担当として任命された、音楽と日本酒をこよなく愛する情熱的な人物です。リオデジャネイロオリンピックでは男子セブンズ日本代表のS&Cコーチを務め、4位入賞に貢献しました。現在も日本のトップラグビーチームをサポートしながら、夢を追い求める人々のコーチングに力を注いでいます。将来は高校の校長先生として、教育の現場で新たなリーダーを育てることを目指しています。
1.マスターの視点から見た、見山氏の教育への深い志
見山氏は学生時代、教師という存在に対して強い思いを抱いていました。だからこそ、自分が「学生時代に出会いたかった理想の教師」になることを決意し、今もその志を貫いています。そして、そんな理想の教師が活躍できる学校を自らの手で創り上げるため、校長先生という役職を目指しています。生徒たちがどんな夢を持っていても、それに向かって自ら考え、行動できる力を育む教育環境を提供することが見山氏の信念です。
2.音楽が繋ぐひととき、FEEL FREEで体感するリズム
FEEL FREEでは、スポーツを愛する人や音楽好き、近隣の方々など、様々な人が集まる特別なバーです。そのため、自由を感じる音や思わず体が動き出すリズムを取り入れた、FEEL FREEらしい音楽が流れる空間を演出します。お客様一人ひとりがその瞬間を楽しめるよう、その場にぴったりの音楽を選び、特別なひとときを彩ります。
桑井 亜乃 クレープ担当
Ano Kuwai
プロレフリー
北海道幕別町出身の5人家族の末っ子です。帯広農業高校では円盤投げで国体5位に輝き、その後、中京大学体育学部を卒業しました。東京丸の内でOLとして働きながらラグビーを始め、女子セブンズ日本代表選手に選ばれました。立正大学大学院を修了し、ARUKAS QUEEN KUMAGAYAの創設メンバーとしても知られています。八木橋百貨店に入社後、2021年8月末にラグビーを引退し、八木橋百貨店も退職しました。その後、2021年9月からフリーランスのレフリーとして活動を開始しました。
レフリー以外にも、講演活動や解説、ラグビー・スポーツの魅力を発信することに力を入れています。今年中には「強く美しく」というポリシーをテーマにした本も執筆中です。
特筆すべきは、2016年リオデジャネイロオリンピックにプレーヤーとして出場し、2024年パリオリンピックにはレフリーとして出場を果たしたことです。この快挙は、プレーヤーとレフリーの両方でオリンピックに出場する世界初の偉業です。
FEEL FREEで踏み出す夢への一歩
将来の夢の一つは、ラグビー場にクレープのキッチンカーを出店し、クレープを楽しみに訪れるお客様がラグビーファンになることです。FEEL FREEでは、そのビジョンを実現し、クレープづくりを担当しています。
鈴木里美 絵画
Satomi Suzuki
作家/画家
東京都生まれ。オーナーが東京YMCAで講師をしていた際、鈴木さんは私の講義を受講してくれていました。彼女は疑問に思ったことをその場で質問する積極的なマインドを持ち、独特の個性で周囲を驚かせる学生さんでした。余談が中心である私の授業で、鈴木さんはその中から「本当に大切な生きた言葉」をしっかりと聞き取る能力を持っていました。 現在、鈴木さんは画家であり絵本作家として活躍しており、将来はベストセラー作家になる方です。
FEEL FREEの入り口に飾られた一枚の絵
FEEL FREEの入口には、彼女の美しい作品「みんないっしょ」を飾らせていただいています。この絵には、世界平和を願う深い想いが込められています。そのメッセージは以下の通りです。
なんでもないきょうを
いま、おいわいしよう
きょうはきっと
どこかのだれかの
とくべつなひ。
せかいじゅうのみんな
なかよくなって
みんないっしょに
おいわいしよう。
鈴木さんの作品を通じて、すべての人が共に祝福し合い、平和な世界をつくることを願っています。彼女とオーナーとの出会いについては、彼女のブログでも詳しく紹介されています。
藤本 淳
Atsushi Fujimoto
a-films 代表者
大学在学中より動画コンテンツの作成に取り組み、卒業後はITベンチャー企業で開発および営業職を経験。2020年に退社後、徒歩と野宿で四国一周を達成。その後、フィットネスとコーチングに関するスタートアップの事業立ち上げに関わり、2022年に独立。ユーラシア大陸横断やラグビーチームの立ち上げ、農園での修行など、多彩な経験を積む。現在は長野県王滝村を拠点に活動中。
クリエイティブ制作にかける想い 浪人生活中に見た京都大学アメリカンフットボール部のプロモーション動画が、制作活動への情熱のきっかけ。日本一を目指す選手たちの熱い姿に心を打たれ、「誰かの人生を変える映像を作りたい」と思うように。大学4年生で動画編集やWenサイト制作を始め、趣味や副業として続ける中で、2023年11月に「a-films」として個人事業を立ち上げる。映像やWebサイト制作を通じて、新しい挑戦を生む社会を目指している。
1. 出会いのきっかけ
立正大学ラグビー部女子チームでコーチを務めてくれた藤本さんの旦那様である藤本淳さんに、ホームページ制作をお願いしました。お食事を共にした際、淳さんの豊富な経験と今後のビジョンについて伺う機会がありました。彼の熱意や専門性、そして独自の見識に触れることで、「この人だ」と直感的に感じた瞬間がありました。淳さんの話を聞くうちに、FEEL FREEの理念と未来に対する考え方が深く共鳴し、彼の力が不可欠であると強く確信しました。今後も”FEEL FREE”の情報発信を通じて、彼の優れた技術と洞察力に支えられながら、さらなる成長を遂げていきたいと考えています。
2. 制作過程のエピソード
特に意識されたのは、マスターの想いをいかにウェブ上で表現し、「大切な人と過ごす大切な時間」というコンセプトを形にすることでした。
まず、制作者は現場での写真撮影に力を注ぎ、お客様がどんな空間で、どんな雰囲気の中で時間を過ごすかをリアルに伝えることを目指しました。このため、温かみのある、親しみやすい雰囲気が感じられる写真を撮影し、それがホームページの中心的な要素となっています。
さらに、マスターの想いを深く理解するため、何度もヒアリングを重ね、その結果をデザインや言葉に反映しました。「お客様に伝えたいこと」をいかにビジュアルやナビゲーションで表現するかに重点を置き、ただのスポーツバーのホームページではなく、感情が伝わるページ作りが行われました。特に、マスターが大切にしている「バリアフリーの内装」がユーザーにしっかりと伝わるよう、シンプルでわかりやすいデザインが追求されました。
また、このホームページは将来的な展開を見据えて、グッズ販売やレンタルスペースとしての利用も視野に入れた拡張性のある構造になっており、今後のサービス追加にも柔軟に対応できる設計がされています。視覚的にも機能的にも発展が可能なページ作りを意識し、今後の展開に合わせた更新も期待できるものとなっています。
このように、ただの情報発信の場ではなく、マスターの想いやお店のコンセプトをいかにウェブ上で表現し、訪れるお客様に心に残る体験を提供するかを追求したホームページとなっております。
3. ホームページ完成後の感想
淳さんに「ホームページ制作」をお願いして本当に良かったと心から感じています。私のリクエストである「かっこよく、シンプルに、分かりやすく」を見事に表現してくれました。
特に、コンセプトにこだわった情報発信を実現してくれた点が素晴らしかったです。彼のデザインには、私たちの理念や思いがしっかりと反映されており、訪れる人々にFEEL FREEの魅力を直感的に伝えることができています。淳さんのプロフェッショナルなアプローチとクリエイティブな力が、私たちのビジョンを形にしてくれたことに心から感謝しています。
4. ホームページに対するお客様の反応
ホームページを訪れたお客様からは、直感的に「かっこいい!」「行きたい!」という反応が次々と寄せられています。見るなり感じたままの気持ちを率直に表現してくださるこのリアクションこそが、”FEEL FREE”が目指す自由でありのままに楽しめる空間の魅力を如実に物語っています。デザインやコンセプトが心に響き、訪れる皆さんがその魅力に引き込まれる様子は、私たちが思い描いていた以上の成果を実現していることを証明しています。
お客様の反応が私たちの努力とビジョンの証しであり、これからも多くの方々に愛され、心に残る特別な場所として発展していくことを信じています。私たちの夢を形にしてくれた淳さんの貢献に、改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。
オーナーの母
埼玉県行田市出身。FEEL FREEの調理を務めています。オーナーが幼少期から、母の料理で育ちました。そのおかげでオーナーは大きく健康に育ちました!
オーナーがコーチ時代に世界30カ国以上に遠征し、各国の料理を堪能した経験から、全ての料理が美味しかったと感じた一方で、日本の家庭料理の美味しさにも気づきました。 美味しい家庭料理を目指して奮闘中の78歳の母です。
オーナーの姉
埼玉県行田市出身。FEEL FREEの一番のファンでもあります。姉は、オーナーがFEEL FREEの夢を実現する過程を支え続け、完成した際にはまるで自分の夢が叶ったかのように心から喜んでくれました。シャイな性格ながらも、楽しく明るいことが大好きで、その性格がFEEL FREEの雰囲気にも良い影響を与えてくれています。弟の夢を尊重し、不定期ではありますが、出来る限りの時間を手伝いたいという熱い情熱は、家族の絆と温かさを感じさせるものです。