「私は運がいい」と言い続けることの力

私はよく「自分は運がいい」と公言しています。実際にそう思っているからです。人生の中で「運がいい」と感じる出来事は本当に数え切れないほどあり、その積み重ねが今の私をつくっていると実感しています。
例えば、こんなことがありました。
電車に乗り遅れそうな時に限って電車が遅延していて間に合う。雨が降った方がいい場面では、ちょうど雨が降ってくれる。会いたいと思っていた人と偶然に会える機会が訪れる。出発がギリギリでも、青信号が続いて遅刻せずに済む。こうした日常の小さな出来事から、オリンピックに行きたいと思っていたらラグビーが正式種目になり、さらに「オリンピックのスタッフとして関わりたい」と口にしていたら、日本代表コーチのオファーが来るといった大きな転機まで、大小を問わず「運がいい」と思えることばかりが続いています。
そして昨年も、「2024年6月30日にスポーツバーをオープンする」と言葉にしたところ、不思議なくらいに物事がその方向に進み、実際にオープンを迎えることができました。振り返れば、すべてが「運がいい」と思える展開ばかりなのです。
こうした出来事は「捉え方」の問題かもしれません。何かが起きた時に「自分はツイている」と思えるか、「やっぱりダメだ」と思うか。その違いが人生を大きく変えていくのだと感じています。私は常に「運がいい」と信じているからこそ、目の前の出来事をプラスに受け取ることができ、結果としてさらに良い流れを引き寄せているのだと思います。
運に関する本もいくつか読みました。「引き寄せの法則」や「シンクロニシティ」といった言葉を耳にしたことがある方も多いでしょう。自分の思いや言葉が現実をつくる、という考え方です。科学的に説明できる部分もあれば、説明しきれない部分もあるかもしれません。しかし実際に自分の人生を振り返ると、この法則が確かに働いているとしか思えない出来事がいくつもあります。
私には一つ大切にしている言葉があります。
それは「人生は、自分の言った言葉の通りになる」というものです。
だからこそ、「運が悪い」と感じている方で運がいい人になりたい方ににこそ伝えたいのです。「私は運がいい」と、ぜひ口に出してみてください。最初は違和感があるかもしれません。それでも繰り返し公言しているうちに、不思議と「運がいい」と思える出来事が必ず訪れます。そして一度その感覚を掴めば、「やっぱり自分は運がいい」という確信が積み重なっていきます。
大切なのは、どんな出来事も「運がいい」と受け止める心の習慣をつくることです。たとえ一時的に思い通りにならなかった時でも、「これも運がいい未来につながる出来事なんだ」と考えること。そうすれば必ず物事は好転していきます。
私はこれからも「自分は運がいい」と言い続けます。なぜなら、そう言い続けてきたからこそ、これまでの人生が素晴らしい出会いや挑戦に満ちてきたからです。そしてこれからも、そうなっていくと信じているからです。
皆さんもぜひ、「私は運がいい」と声に出し、自分の未来をつくっていってください。
SPORTS BAR FEEL FREEオーナー
宮﨑 善幸