やりたいことが見つからない時は

高校生や大学生と話していると、
「やりたいことがないんです」と答える人は少なくありません。
自分が何をやりたいのか?
どんな生き方をしたいのか?
やりたいことを仕事にできるのか?
この問いに答えが見つかれば、それだけで人生は豊かになります。
では、やりたいことが見つからない時はどうすればよいのでしょうか?
① 今やっていることに集中する
やりたいことがわからなくても、今やっていることは必ずあります。
勉強、クラブ活動、趣味…。
ただ「なんとなく」取り組むのではなく、
小さなゴールを決めて一生懸命やってみてください。
やりたいことがあるかどうかに関係なく、
中途半端な行動からは中途半端な結果しか得られません。
なぜなら、あなた自身が無意識にそれを許してしまうからです。
少しだけでも本気で取り組むことで、
新しい発見や「次の扉」が見えてきます。
② 色々な分野の人と話す
自分一人で考えていても、
浮かぶアイディアにはどうしても限界があります。
だからこそ、少しでも興味がある分野で
すでに働いている人、挑戦している人、
あるいは同じように目指している人と話してみてください。
その会話の中に、必ずヒントがあります。
「そんな世界もあるのか」と視野が広がり、
自分の心が動く瞬間に出会えるはずです。
③ 映画を観る
私自身、20代の頃に数えきれないほど映画を観ました。
たった2時間の中に、実にさまざまな生き方が詰まっています。
難しく考える必要はありません。
ただ楽しんで観るだけで、感性が磨かれます。
私はストーリーを楽しむ一方で、
「この作品をつくった人たちは
どんな思考で、どんな行動をしたのだろう?」
と想像することも好きでした。
その感性は、大学教員やコーチ、
さらにはスポーツバーのマスターとして
人と関わる上で大きく役立っています。
まとめ
やりたいことが見つからないと感じたとき、
立ち止まる必要はありません。
- 今に本気で集中すること
- 人との対話を大切にすること
- 映画などで感性を磨くこと
この3つを続けていくうちに、
気づけば「これが自分のやりたいことかもしれない」と
心から思える瞬間に出会えます。
やりたいことは、待っていても降ってきません。
日々の小さな行動から、自然に形づくられていくのです。
あなたが今、本気で取り組めることは何でしょうか?
その一歩が、未来のやりたいことにつながっていきます。
SPORTS BAR FEEL FREEオーナー
宮﨑 善幸