キャリアを通じて得たスキルと経験

50歳を迎えた今、これまでのキャリアを振り返ると、年代ごとに異なる学びや成長がありました。20代から50代までのキャリアの歩みを振り返りながら、そこで得たスキルや経験についてお話ししたいと思います。
20代:「与えていただいた仕事に全力を尽くす」
20代は、とにかく目の前の仕事に全力を尽くす時期でした。大学卒業後、大学院でスポーツ医科学やコーチングを学びながら、ラグビーの指導者としての道を歩み始めました。若さゆえの未熟さもありましたが、与えられた仕事には全力で取り組みました。選手たちと向き合い、一緒に成長することに喜びを感じる日々でした。
また、コーチングだけでなく、スポーツの現場で求められる多くの知識やスキルを身につける必要がありました。指導者としての基礎を築く大切な時期であり、「まずは目の前の仕事をしっかりとやり遂げる」ことの重要性を学びました。
30代:「仕事の幅を広げる」
30代に入ると、コーチングの仕事の幅を広げることを意識しました。大学のラグビー部の指導だけでなく、日本代表のチームにも関わるようになり、より高いレベルでの指導経験を積むことができました。
また、この時期は海外遠征や国際大会への帯同も増え、異なる文化や指導スタイルを学ぶ機会が多くありました。日本国内だけでなく、世界の舞台で戦う選手たちを育成するためには、より広い視野と多様なスキルが求められました。異なる環境での経験を通じて、柔軟な思考や対応力を養うことができました。
40代:「仕事の専門性を高める」
40代では、より専門性を追求することを意識しました。特に、女子ラグビーの強化に力を入れ、日本代表の指導にも携わりました。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、ストレングス&コンディショニングコーチとして世界の舞台に立ちました。
この時期には、競技力の向上だけでなく、チーム運営や組織作りにも関わる機会が増えました。クラブチーム「ARUKAS KUMAGAYA」の設立に携わり、若い選手たちが成長できる環境を創ることに注力しました。選手育成、マネジメント、スポンサー交渉など、指導者としての専門性をより深めると同時に、組織全体の成長を考える視点も養われました。
50代:自分しかできないことへの挑戦
これまで培ってきた専門性を単体で極めるだけでなく、異なる分野を掛け合わせることで、より希少性の高い価値を生み出すことができると考えています。ラグビー指導、スポーツコーチング、マネジメント、そしてスポーツを通じた場づくり――これらを掛け合わせることで、希少性の高いレアカードな存在を目指しています。
「FEEL FREE」は、その実践の場でもあり、スポーツを通じた新たなコミュニティの形成や価値の創造を追求しています。自分だからこそできること、自分にしか生み出せない価値を探求し続けること。それが50代の挑戦であり、生み出される付加価値が社会への貢献につながると確信しています。
まとめ
20代は「与えられた仕事に全力を尽くす」、30代は「仕事の幅を広げる」、40代は「専門性を高める」、そして50代は「自分しかできないことへの挑戦」。このように、キャリアの中で段階的に成長しながら、さまざまな経験を積んできました。
これからも、新たな挑戦を続けながら、自分自身を磨き、次世代へとつなぐ役割を果たしていきたいと思います。キャリアの積み重ねは決して一朝一夕には成し遂げられませんが、一歩一歩確実に歩み続けることで、より充実した人生を築いていけるのではないかと感じています!
SAPORTS BAR FEEL FREEオーナー
宮﨑 善幸