スライドを効果的に活用するプレゼンテクニック ~共感を呼ぶスライドとは?~

プレゼンテーションでスライドを使うのは、情報を視覚的に伝えるための重要な手段です。
しかし、スライドの使い方を間違えると、聞き手の理解を妨げてしまうことがあります。

プレゼンの目的は、聞き手の共感と理解を得ること
そのためには、「共感スライド」を意識することが大切です。


■ 難解スライドと共感スライドの違いとは?

上の図は、スライド作成の良し悪しを端的に表したものです。

この図にあるように、難解なスライドは以下のような特徴を持っています:

  • 文字が多すぎる
  • 情報が詰め込まれている
  • スライドの枚数が多い
  • 専門用語ばかり
  • 内容が難解で理解しにくい

こういったスライドは、聞き手の集中力を奪い、共感を得にくくします


一方で、共感を呼ぶスライドには以下のような工夫がされています:

  • 見てすぐに理解できる
  • 1枚のスライドにつき1つの情報だけ
  • 枚数は最小限
  • 表現がわかりやすい

こういったスライドは、視覚的に訴える力が強く、聞き手が内容を直感的に理解しやすくなります


■ プレゼン成功の鍵は「共感設計」

私自身、数多くのプレゼンをしてきた中で気づいたことがあります。
それは、「伝える」より「伝わる」ことの方が大事だということ。

そのためには、スライドの設計段階から、「どうしたら聞き手に共感してもらえるか?」を考える必要があります。


■ 実践ポイントまとめ

  • スライドはあくまで話の補助。話す内容とリンクさせる。
  • スライドにすべて書かず、「話す余白」を残す。
  • 最後は「一番伝えたいこと」だけを載せた1枚で締めくくる。

共感されるプレゼンは、相手の心に残ります。
スライドもそのための大切な武器。
「共感スライド」で、あなたの想いを伝えてみませんか?

SPORTS BAR FEEL FREEオーナー

宮﨑 善幸


目次