一緒に成長する関係とは──夫婦で学び続ける生き方

夫婦関係の中で、私が一番大切にしているマインドは「尊敬」です。
恋愛の時期には「好き」という感情が中心にありますが、結婚し、夫婦として人生を共に歩むようになると、その「好き」を超えた人間としての尊敬の心が必要になってくると感じます。
相手の生き方や考え方、努力している姿を心から尊敬できるかどうか。これは、長い年月を共に生きていく上で何よりも大切な土台になります。お互いに尊敬し合い、学び合える関係こそが「一緒に成長していく夫婦」の姿だと思います。
夫婦とは、もともと全く違う環境で育ち、異なる価値観を持った二人が一緒に生きる、不思議で奇跡的なパートナーシップです。だからこそ、価値観がすべて一致することなどあり得ません。むしろ違って当たり前であり、その違いをどう受け止め、どう活かしていくかが夫婦の成熟度を決めるといっても過言ではありません。
たとえば、同じ映画を観ても、全く違う感想を持つことがあります。
お互いの考え方を知り受け止める姿勢こそが“学び”です。意見が違うからこそ、相手の視点から新しい気づきを得ることができ、自分の視野も広がっていく。まさに夫婦とは、生涯をかけた「学び合いのパートナー」なのです。
もちろん、日常の中では意見がぶつかることもあります。
しかし、どちらが正しいかを競うのではなく、「この人はなぜそう感じたのか?」と相手の立場を尊重して受け入れようとすること。そこに尊敬の心があれば、対立は学びの機会に変わります。
夫婦は同じ方向を見ながらも、別々の足で歩く存在です。
完全に同じ歩幅で生きることはできなくても、お互いの歩みを尊重し、時には支え合い、時には離れて学び合う。その繰り返しが信頼を深め、人生をより豊かにしていきます。
年を重ねても、互いに「学び続ける姿勢」を持っている夫婦でありたいと思います。
相手を変えようとするのではなく、自分が成長し続ける。その姿を見せ合うことで、お互いが刺激を受け、また一歩前に進める。そんな関係こそが、本当の意味で「一緒に成長する夫婦」ではないでしょうか。
SPORTS BAR FEEL FREEオーナー
宮﨑 善幸
