信念を貫き運命を切り開く人

皆さんは、「運命を切り開く力」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?
私は、それは「どんな時でも信念を貫き通す力」だと考えています。
人生には、誰にでも困難や迷い、理不尽な出来事が訪れます。そのときに、自分の信じるものをどれだけ信じ続けられるか。その強さが、結果として運命を切り開く鍵になると、私は思っています。
「運命」という言葉は、どこか重々しく、あたかも最初から定められているような響きを持っています。しかし、私は運命とは“与えられるもの”ではなく、“自分で創り出していくもの”だと考えています。
では、どうすれば運命を切り開くことができるのでしょうか?
それは、自分自身の中にある「強い意志」と「信じる心」を持ち続けることです。周囲に何を言われようとも、自分の信じた道を信じて進む。その覚悟と行動が、やがて結果として現れ、道を切り開いていきます。
信じることを、日々の中で“念じる”ことも大切です。
単に「信じたい」と思うだけでなく、「信じ続ける」と強く念じること。その積み重ねが、心をより確かなものにし、試練に直面したときの支えとなります。
もちろん、どんなに強い想いを持っていたとしても、信念を揺るがすような出来事は突然やってきます。予期せぬトラブル、他人の言動、自分への疑念…。そうした状況の中で、信念を見失わずにいられるかが、本当の勝負です。
そのとき、自分の心がブレてしまい、周囲や環境、あるいは他人のせいにしてしまうと、前に進むことが難しくなります。しかし、どんな時も「自分の信じた道」を進むという覚悟があれば、多少の困難に遭っても、必ず前に進めると私は信じています。
後から振り返ったときに、「自分自身が信じた道を歩んでこられた」と思えることは、人生にとって大きな意味を持ちます。どんな結果であったとしても、自分の信念に基づいて行動した経験は、確実に自分自身を成長させ、次の道を切り開く糧になります。
特に、アスリートやコーチといった、競争や結果に向き合い続ける立場にある人にとって、信念を持ち続けることは不可欠です。アスリートに対して「どんな時でも全力を尽くせ」「信じる道を貫け」と伝える以上、コーチ自身がその姿勢を体現していなければなりません。
日々の準備を丁寧に重ね、自分の理念に基づいた指導を続ける。その積み重ねが、選手の成長を促し、結果としてチームの進化や勝利にもつながっていきます。
信じること。念じること。そして、貫くこと。
それが、運命を切り開く一歩なのです。
まずは自分で自分の人生を切り開けるように、今と自分のフォーカスします。
SPORTS BAR FEEL FREEオーナー
宮﨑 善幸