年齢を重ねるごとに変化した人生観 〜愛と感謝〜

50歳を迎えた今、人生において大切にしたい言葉を挙げるとすれば、「愛」と「感謝」の二つです。
愛とは無意識の世界に存在し、感謝は意識の世界に存在するものだと感じています。年齢を重ねるごとに、この二つの言葉が自分の人生にとってどれほど大切かを実感するようになりました。
偶然と必然に気づく人生
若い頃は、目の前の出来事に必死で、深く考えることなく進んでいたように思います。しかし、振り返ってみると、自分が生まれたこと、出会った人たち、経験してきたことにはすべて意味があり、そこには偶然と必然が入り混じっていることに気づきます。
たとえば、学生時代のラグビーとの出会いも、ただの偶然だったかもしれません。しかし、それがなければ、今の自分はありませんでした。指導者としての道を歩み、選手たちとともに夢を追いかける日々がなければ、現在の自分の価値観は大きく異なっていたでしょう。こうした出会いや経験は、偶然のように見えて、実は自分にとって必要な必然だったのだと、今では強く思います。
夢を追いかけることと感謝
夢に挑戦し、それを叶えるたびに、感謝の気持ちが生まれます。若い頃は、「努力したから成功した」と思っていました。しかし、実際は、周囲の支えがあったからこそ夢を実現できたのです。仲間、家族、恩師、そして自分を信じてついてきてくれた人々の存在が、どれほど大きな力となっていたのかを改めて実感しています。
特に「FEEL FREE」をオープンしたとき、多くの人が応援してくれたことに心から感謝しました。一人でできることには限りがありますが、誰かとともに歩むことで、その可能性は無限に広がります。「ありがとう」という言葉はシンプルですが、そこには計り知れない想いが込められているのだと感じています。
無意識の愛と意識の感謝
愛は無意識の世界に存在すると言いました。それは、「自分が誰かを愛している」と意識するよりも先に、すでに愛がそこにあるからです。親が子を想う気持ち、仲間を大切にする気持ち、夢を持つ人を応援したいと思う気持ち——それらは、考えて生まれるものではなく、自然と湧き上がるものです。
一方で、感謝は意識の世界に存在します。「あのとき助けてくれた人がいた」「支えてくれた人のおかげで今がある」と気づくことで、感謝の気持ちが生まれます。愛と感謝は表裏一体のようなものですが、愛は自然に芽生えるものであり、感謝は気づくことで生まれるものなのかもしれません。
50歳を迎えて思うこと
50年の人生を振り返り、「愛」と「感謝」という二つの言葉に行き着きました。これからの人生においても、この二つを大切にしながら歩んでいきたいと思います。
これからも夢を持ち続け、挑戦し続けること。そして、その過程で生まれる感謝の気持ちを忘れずに、人とのつながりを大切にすること。それが、これからの人生をより豊かにする鍵なのではないかと感じています。
「愛と感謝」を胸に、新たな挑戦を続けていきます。
SPORTS BAR FEEL FREEオーナー
宮﨑 善幸