幸せとは何かを考える瞬間

私は人生の中で、幸せについてよく考えることがあります。「幸せとは何か？」と問われたとき、私の答えはいつもシンプルで、「今」という言葉に尽きます。

今を生きるという幸せ

私たちがこうして「今」という時間を過ごせていること、そしてその中で経験するさまざまな出来事こそが、幸せそのものだと感じています。

過去を振り返ると、人生には多くの思い出があります。たとえば、高校時代にキャプテンとして全国大会に出場した経験は、当時は悔しさも苦しさも感じるものでした。しかし、振り返ってみると、あの瞬間に仲間たちと共に努力し、一つの目標に向かって全力を尽くした時間そのものが、何物にも代えがたい幸せな時間だったと気づきます。

家族との時間

また、家族と過ごす時間も私にとって大きな幸せです。子どもの成長を見守り、家族との日々の何気ない会話や食事が、私の心を満たしてくれます。特に、子どもが小さかった頃、初めて言葉を発したり、仕事の合間に一緒に遊んだりした瞬間は、私にとって永遠に大切な記憶となっています。

今でも、家族と過ごす何気ない当たり前の時間は、私が「今」という幸せを実感する一番の機会です。

仕事を通じて感じる幸せ

仕事を通じても、たくさんの幸せを感じてきました。コーチとして選手たちと接し、彼らの成長や成功を間近で見ることができるのは、大きな喜びです。

例えば、ある選手が初めて代表チームに選ばれたとき、心の中で大きいガッツポーズをしていました。その瞬間、彼女の努力が報われたことを自分のことのように嬉しく感じました。それもまた、「今」を生きる幸せの一つだったと思います。

幸せを見つける力

幸せとは、必ずしも大きな成功や特別な出来事だけに宿るものではありません。日々の中にある小さな喜びを見つける力こそが、私たちを幸せにしてくれるのだと感じます。

たとえば、自然の中を歩き、季節の移ろいを感じること。仲間と一緒に笑い合うひととき。そうした何気ない瞬間こそ、私にとっての幸せです。

過去から学び、未来に向かって

過去の出来事を振り返り、その中にあった幸せを見つけることで、私は未来に向かう力を得ています。たとえ困難な時期であっても、その中にある「今」という瞬間に感謝することで、新たな幸せを見つけることができるのです。

人生は限りあるものです。だからこそ、「今」を大切にし、今を生きることが、最大の幸せだと信じています。そして、この考えを胸に、これからも一歩一歩前進していきたいと思います。

結論

幸せとは、特別な条件や出来事に依存するものではありません。今この瞬間を感じ、受け入れ、そこにある喜びを見つけることこそが、本当の幸せだと私は思います。

過去の思い出や未来の計画も大切ですが、最も重要なのは「今」という瞬間をどう生きるかです。これからも、日々の中にある小さな幸せを見つけながら、豊かな人生を歩んでいきたいと考えています。

SPORTS BAR FEEL FREEオーナー

宮﨑 善幸