日常にワクワクを取り戻す方法

人生は、思っているよりもはるかに短い。気がつけば、あっという間に50歳を過ぎていました。SNSでは「50歳からの生き方で人生が決まる」という言葉をよく目にします。確かにその通りだと感じます。20代で人生が決まるという人もいれば、30代、40代が重要だという人もいます。けれど、私は「今この瞬間」こそが一番大切だと思っています。
「今をどう生きるか」が未来を形づくります。どんなに過去を悔やんでも、未来を心配しても、行動できるのは“今”だけです。そして、その「今」をどう感じるかが、人生の質を決めるのです。
私は、年齢を重ねるごとに「ワクワク」という感情を意識的に取り戻す努力をしています。子どもの頃は、何気ないことにも胸を躍らせていました。新しい靴を履く朝、遠足の前日、友達と遊ぶ放課後。あの純粋なときめきを、大人になってからも持ち続けることが、人生を豊かにしてくれるのではないかと思うのです。
そのために、私が意識しているのは次の3つのことです。
まず一つ目は、「挑戦をしていく一歩を踏み出し続けること」。
挑戦には年齢は関係ありません。大きな挑戦でなくてもいい。新しいカフェに行く、知らない街を歩く、初めての人に話しかける──そんな小さな挑戦の積み重ねが、自分の世界を少しずつ広げてくれます。挑戦の先には、必ず“発見”があります。その発見が、新しいワクワクの種になるのです。
二つ目は、「日常の大切さに気づくこと」。
毎日の生活は当たり前のように過ぎていきますが、実はそこにこそ幸福の本質があります。朝のコーヒーの香り、夕焼けに染まる空、家族との何気ない会話──それらを「ありがたい」と感じられる心が、心の豊かさを育てます。日常を大切にできる人ほど、人生の充実度が高まるのだと思います。
そして三つ目は、「今しかできないこと、今は今しかないことを認識し続けること」。
時間は決して戻りません。今日という日は二度と来ない。だからこそ、目の前の出来事を“後回し”にせず、今の自分にできる最善を尽くしたい。人との出会いも、今というタイミングでしか起きない奇跡です。過去を嘆くよりも、未来を心配するよりも、「今」を感じきることが、最も尊い生き方ではないでしょうか。
人生100年時代と言われますが、誰にも明日の保証はありません。だからこそ、「今ここ」をどう生きるかがすべてです。
毎日の小さな挑戦と気づきの中に、必ず“ワクワク”の種が眠っています。その種を見つけ、育てていくこと。それが、日常に輝きを取り戻す最も確かな方法だと思います。
SPORTS BAE FEEL FREEオーナー
宮﨑 善幸
