毎日、自分に声がけしたい「あいうえお」

本日のゼミナールでは、私がかつて専門学校で講師をしていた頃の学生さんであり、現在は絵本作家・画家・そしてコーチとして活躍されている素敵な方をゲストスピーカーとしてお招きしました。
今回のテーマは「セルフラブ」、すなわち「自分を愛すること」について。
私たちは日々、多くの人と関わりながら生きていますが、その中でついつい自分自身を後回しにしてしまうことがあります。誰かを励ましたり、ねぎらったり、愛を伝えたりすることはできても、それを自分自身に向けることは案外難しかったりするのです。
そんな中で、ゲストの方が紹介してくださった「自分に声がけしたいあいうえお」は、とても印象的で、心にスッと入ってきました。以下がその「あいうえお」です。
あ:愛している、ありがとう
自分に対して「愛しているよ」と言うことに、最初は照れくささを感じるかもしれません。でも、自分の存在を肯定することは、心の土台を育てる第一歩です。「ありがとう」は、自分が頑張っていることへの感謝。日々を生き抜いている自分に、ちゃんと感謝したいものです。
い:いいね
小さな選択や行動に対して「いいね!」と自分を認めること。それは自己肯定感を高めるシンプルで効果的な方法です。他人の評価に頼らず、「自分で自分にいいねを送る」習慣は、思った以上に大きな力になります。
う:嬉しい
「嬉しい」と感じた瞬間を素直に言葉にしてあげること。自分の感情を大切にすることは、自分を知ることにもつながります。「嬉しいね」と声に出すことで、その気持ちはもっと深まり、心に残る体験になります。
え:笑顔で
どんなときも笑顔で、というのは難しいことかもしれませんが、鏡の中の自分に向かって笑顔を見せてあげるだけでも、心が少し軽くなるものです。笑顔は周囲だけでなく、自分自身への最高のギフトなのだと、あらためて気づかされました。
お:おめでとう、お疲れさま、面白い
「おめでとう」と「お疲れさま」は、毎日の中でたくさん使ってあげたい言葉です。小さな達成にも「おめでとう」と声をかけて、自分を認める。「お疲れさま」は、今日の自分をねぎらう一言。そして「面白い」と感じる心は、人生を豊かにする原動力。何気ない日常にも「面白い!」と反応できる感性を、大切にしたいと思いました。
この「あいうえお」は、どれも日々の中で自分にかけてあげたい言葉ばかりです。誰かに対して使っている優しい言葉を、自分自身にも惜しみなく使っていくこと。それがセルフラブの第一歩であり、自分を大切に生きるということにつながるのだと、あらためて教えていただきました。
今日のゼミで学んだ「あいうえお」、これから毎日、心の中でつぶやいてみたいと思います。きっと、自分との関係が少しずつ優しく、温かく変わっていくはずです。そんな変化を楽しみにしながら、明日もまた、笑顔で一日を始めていきたいと思います。
SPORTS BAR FEEL FREEオーナー
宮﨑 善幸