自分自身の未来の姿と関係性を高める方法

私たちは日々、家族や仲間、仕事仲間など多くの人と関係を築きながら生きています。
しかし、忘れてはならないもう一つの関係があります。
それは「未来の自分」との関係です。
未来の自分との関係を深めるために最も大切なのは、“なりたい姿”をリアルに描くことです。
ただ「社長になりたい」「お店を持ちたい」と思うだけでは、まだ夢の段階にすぎません。
大切なのは、その夢を「いつ」「どこで」「どんな仲間と」「どんな笑顔で」実現しているかまで、具体的に想像することです。
たとえば、「2035年10月11日(木)に、自分はお店をオープンする」と日付まで決めてしまう。
その瞬間、未来が現実の延長線上に変わります。
そして、“そのお店がどんな空間なのか”を言葉にしていきます。
お店のテーマは「実家のように安心できる空間」。
都会の路地裏にひっそり佇み、扉を開けると木の温もりが広がる。
10席ほどの丸いカウンターは、どこに座っても全員の顔が見える設計。
初めて来た人でも自然と会話が生まれ、まるで家族の食卓のような雰囲気が流れる。
お客様の顔ぶれも思い浮かべます。
小学生が「ただいま」と入ってくる。
仕事帰りのサラリーマンが肩の力を抜いて一息つく。
「母を連れて行きたい」「学生時代の仲間とまた行こう」――そんな声が聞こえてくるような場所。
料理は“心に残る味”をテーマに。
看板メニューは「勝負飯の唐揚げ」。
外はカリッと、中はジューシー。ひと口食べると懐かしさと温かさが広がり、食べる人の背中をそっと押す一皿。
料理を通して“地域の恵み”を伝え、人の心を満たす。
店内にはお客様の笑顔の写真や、子どもたちの絵を飾る。
音楽はゆったりとしたジャズと昭和の名曲。
香ばしい唐揚げと出汁の香りが漂う空間には、安心感とぬくもりが溢れる。
席数は10名限定。「全員の顔が見える=全員を大切にできる」という信念を形にする。
お店の哲学はこうです。
料理は、人を幸せにするためのプレゼント。
お金は、人の笑顔を生み出すためのエネルギー。
お店は、家族であり、仲間でもある。
ここまでリアルに描くと、未来がただの夢ではなく、自分との“約束”になります。
未来を描くということは、未来の自分との関係性を築くということ。
その関係を深めるほど、今の自分の行動が変わり、日常が輝き始めます。
理想の未来を言葉にし、想像し、信じる。
それが、未来の自分との絆を強くする最初の一歩です。
SPORTS BAR FEEL FREEオーナー
宮﨑 善幸
