失敗から学ぶ生き方のヒント

人生は成功ばかりではありません。むしろ失敗の方が多いかもしれません。しかし、私はその失敗からこそ多くのことを学んできました。失敗をただの「過ち」として終わらせるのではなく、次へのステップに変えていく。その積み重ねが、今の自分を支えていると感じます。
高校時代の失敗が教えてくれたこと
私が高校3年生だった時、ラグビー部のキャプテンを務めさせていただき、チームが目標であった全国大会の切符を手に入れました。シード校として挑んだ全国大会2回戦。試合終了のホイッスルが鳴った時、スコアは同点。勝敗はくじ引きで決められることになりました。結果は「敗北」。
試合内容では勝っていたため、余計に悔しさが込み上げました。しかし、時が経つにつれてその経験は私に大切な教訓を与えてくれました。それは「勝負は最後までわからない」という事実。どんなに準備をしても、結果が思い通りになるとは限らない。でも、だからこそその時その時に全力を尽くすことが大切なのだと学びました。
コーチ時代の失敗
コーチに転身してからも、失敗はたくさん経験しました。特に、プレッシャーが弱い中で練習を続けていた時期がありました。その結果、練習中では選手たちが上達しても、試合では思うようなパフォーマンスが発揮できませんでした。選手たちも自信を失い、チームの士気も下がるという悪循環に陥ったのです。
この状況を打開するため、自分自身でもさまざまなコーチの練習を見学に行ったり、選手たちからの意見を積極的に取り入れるようにしました。試合に近い環境を練習でつくることや、プレッシャーを与えた状況でのトレーニングを取り入れるなどの工夫を重ねました。その結果、選手たちは徐々に試合でも自信を持って実力を発揮できるようになり、チーム全体のパフォーマンスが向上しました。
失敗から生まれる可能性
失敗というのは、ただの「終わり」ではありません。そこには必ず「次のステップ」へのヒントが隠れています。失敗を経験することで、自分の弱さや改善点に気付き、より強い自分になれるチャンスが生まれるのです。
FEEL FREEでの挑戦
スポーツバー「FEEL FREE」をオープンするという新たな挑戦でも、オープン当初はバタバタしてしまい、お客様にご迷惑をかけてしまったこともあります。そのたびに振り返り、改善策を考え、少しずつですが成長してきました。今でも、お客様から「また来たい」と言ってもらえるような場所になるように準備を大切にしています。
失敗を恐れて何もしなければ、成長の機会は訪れません。大切なのは、失敗した時にどう向き合い、そこから何を学ぶかです。
これからも私は、失敗を恐れず、挑戦し続けていきたいと思います。そして「FEEL FREE」という場所で、皆さんから学びや成長を共有していただける場になるように一歩づつ進みます!
SPORTS BAR FEEL FREEオーナー
宮﨑 善幸
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