THANK FULNESS 感謝脳が夢を実現させる

「感謝脳」という言葉を聞いたことがありますか?
感謝脳とは、日々の生活の中で感謝の気持ちを意識的に持ち、それを言葉や行動に表すことで、人生がより豊かになっていくという考え方です。感謝の習慣が身につくと、心が前向きになり、人間関係も円滑になり、さらには夢の実現へとつながっていきます。

この考え方を提唱したのは、精神科医の樺沢紫苑氏と田代政貴氏です。彼らは、感謝の習慣が脳の働きにどのような影響を与え、ポジティブな思考や行動を引き出すのかを研究し、「感謝脳」という概念を確立しました。彼らの著書を読んで、私自身も日々の生活の中で「感謝すること」をより意識するようになりました。

私自身、この感謝脳を大切にしながら生活することで、多くのチャンスに恵まれてきました。そして、今も「FEEL FREE」というスポーツバーを通じて、多くの方々とのご縁に感謝しながら日々を過ごしています。

今回は、私が日々心がけている「感謝脳」の実践方法についてご紹介したいと思います。

① 褒めていただいた時に「ありがとう」

かつて私は、人から褒められると「いやいや、そんなことはないです」と謙遜することが多くありました。日本の文化として、謙遜することが美徳とされていますが、それによって相手の好意を素直に受け取れなくなってしまうこともあります。

あるとき、「褒めてもらったら、まず『ありがとうございます』と受け取ってみよう」と決めました。その結果、自分の努力や成果を素直に認めることができるようになり、自信につながっていきました。

例えば、FEEL FREEのお客様から「このおでん、本当に美味しいですね!」と言われたとき、以前なら「いや、母が作っているので…」と謙遜していたかもしれません。しかし今は、「ありがとうございます!母がこだわって出汁を取っています」と感謝の気持ちを伝えるようにしています。すると、お客様との会話も弾み、より温かい関係が生まれるのです。

② 「すみません」を「ありがとう」に変える

日本人は「すみません」を多用しがちですが、それを「ありがとう」に置き換えるだけで、相手に届く印象が大きく変わります。

例えば、FEEL FREEで忙しくしているとき、お客様が「お皿下げましょうか?」と手伝ってくださることがあります。以前は「すみません、お気遣いなく」と言っていましたが、今は「ありがとうございます!助かります!」と言うようにしています。

「すみません」はどこか申し訳なさを含みますが、「ありがとう」はポジティブなエネルギーを生み出します。実際、言葉を変えるだけで場の雰囲気が明るくなり、お客様との距離も縮まると感じています。

③ 生きていることに「ありがとう」

毎日を忙しく過ごしていると、「生きていること自体」に感謝する機会は意外と少ないものです。しかし、日々の小さな出来事に感謝することで、人生はより輝きを増します。

私自身、コーチ時代に選手たちと過ごした日々、そして世界中を飛び回った経験の中で、多くの出来事と出会いました。その過程で、「今日も元気に生きていることが何よりもありがたい」と強く感じるようになりました。

例えば、朝起きたときに「今日も目覚めることができた、ありがとう」と思うだけで、一日のスタートが違ってきます。また、FEEL FREEでお客様と笑い合える時間を持てることも、「今日もこうして人とつながれることに感謝だな」と思える瞬間です。

④ 感謝脳がもたらす未来

「ありがとう」という言葉は、自分の心だけでなく、周りの人々の心も温かくします。感謝の気持ちを持ち続けることで、人間関係が良好になり、結果として新しいチャンスが生まれ、夢の実現へとつながるのです。

私自身、これまでの人生で「感謝」を意識することで、多くの出会いや機会に恵まれてきました。そしてこれからも、感謝脳を大切にしながら、一人ひとりのご縁を大切にし、FEEL FREEがより多くの人に愛される場所になるよう努力していきたいと思います。

感謝が意識から無意識になるのが感謝脳です。私自身、毎日の「ありがとう」を意識していきます。

皆様!いつもブログをお読みいただきありがとうございました。

SPORTS BAR FEEL FREEオーナー

宮﨑 善幸

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