ポジティブな言葉が自己肯定感を支える力

日々の暮らしの中で、私たちは何気ない言葉を使って自分自身や周囲と関わっています。その「言葉」には、実はとても大きな力があることをご存知でしょうか。ポジティブな言葉は、自己肯定感を育み、人生に前向きなエネルギーを与えてくれる源となります。
私が日々大切にしている言葉が9つあります。
- ついてる
- 嬉しい
- 楽しい
- 大好き
- ありがとう
- 幸せです
- 感謝してます
- 愛してます
- 許します
この9つの言葉には、不思議と心を穏やかにし、笑顔を引き出してくれる力があります。たとえば、朝起きたときに「今日もついてる!」と声に出してみると、不思議と1日がスムーズに進む気がします。「ありがとう」と何度も言うだけで、自然と感謝の気持ちが湧いてきます。
脳科学的にも、ポジティブな言葉は脳に良い影響を与えることがわかっています。脳は「主語を理解できない」と言われています。つまり、「誰か」に向けて言った否定的な言葉でも、脳はそれを「自分に対して言われた」と受け取ってしまうのです。
たとえば、「あの人、本当に最悪」と口にすれば、脳はそれを「自分が最悪なんだ」と認識してしまう。結果として、自分の自己評価が下がり、自己肯定感が損なわれていくのです。
だからこそ、以下のような言葉はできるだけ口にしないことをおすすめします。
- 不平
- 不満
- 悪口
- 愚痴
- 泣き言
- 文句
これらは、夢を実現する人が決して使わない言葉だと言われています。どれだけ才能や努力があっても、日々発する言葉が否定的であれば、そのエネルギーは自分自身を蝕んでしまうのです。しかし人間なので、思っているのに溜め込むのも良くないです。だからこそ、信頼のおける人にポジティブに切り替えるためにもお話をしてみてください。
一方で、ポジティブな言葉は心を整え、周囲との人間関係も円滑にしてくれます。「嬉しい」「楽しい」「ありがとう」といった言葉を習慣的に使っていると、それが心のクセとなり、自然と前向きな行動が取れるようになります。
また、ポジティブな言葉は、自分だけでなく周りの人の心も明るくしてくれます。誰かに「ありがとう」と伝えた瞬間、その場の空気がふわっと和らぐのを感じたことはありませんか? 良い言葉には、相手の心を癒やし、関係を深める力があるのです。
自己肯定感とは、自分を信じ、自分の存在を認める気持ちのことです。それは特別な才能や経験があるから得られるものではなく、日々の小さな「言葉の選び方」によって育てていけるのです。
ぜひ、今日から意識してポジティブな言葉を使ってみてください。最初は照れくさく感じるかもしれませんが、続けていくうちに、きっと心が軽くなり、自分自身に優しくなれるはずです。
「いい言葉が、いい心を育てる。」
これは、私自身が経験を通じて実感してきたことです。言葉には力があります。その力を、ぜひ自分自身の成長と幸せのために使ってみてください。
SPORTS BAR FEEL FREEオーナー
宮﨑 善幸