感動とは何か?

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「感動とは何ですか?」

先日、学生さんからこう問いかけられました。
皆さんなら何と答えるでしょうか。

私は迷わず、こう答えました。
「感動とは、今だよ」 と。

その学生さんは、私が理念として掲げている
「スポーツの感動と共に生きる」
という言葉を見て、質問をしてくれたのだと思います。

辞書で「感動」を調べると、こう書かれています。
―― 物事に深い印象を受けて強く心が動くこと。

しかし私は、もっと根源的な意味で「感動」を捉えています。
それは、
“今ここに存在していること自体” が感動である
という考え方です。

ただ、この言葉だけを聞いても、あまり実感が湧かないかもしれません。
「今」はあまりにも当たり前に存在し、次の瞬間には過去になってしまうからです。

幼稚園生が、どんな小さな出来事にも全力で驚き、笑い、泣き、心を動かす姿を見ると、彼らが“今”を生きていることがよくわかります。
しかし、私たちは年齢を重ねるほどに、同じ経験を何度も繰り返すせいで、日常の中の感動や感謝に鈍感になっていきます。

ここで少し現実的で、ストレートな表現をします。
人は必ず死ぬ。
これは誰もが知っている事実です。しかし、多くの人が忘れてしまうことがあります。
それは、
「自分がいつ死ぬかはわからない」 ということです。

今という時間を失う瞬間は、必ずやって来る。
だからこそ、今は“特別”なのです。

50年生きてくると、私は人生には大きく3つのタイプの人がいると感じます。

① 若い頃にやりたかったことをやれず、後悔を残している人
② 自分がやりたいことを、やりたいだけ全力でやってきた人
③ やりたいことができなかったとしても、「これが自分の人生だ」と胸を張って言える人

どれもその人の人生であり、どれも“正解”です。

では、自分はどう生きたいのか?
そう考えたとき、私は
「今」を感動の日々にしたい
と思っています。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、命が今日も続いているという事実自体が、すでに感動なのです。

私の人生はスポーツと共にありました。
スポーツの本質は「今」を生き切ることです。
試合中、選手の心が震える瞬間、スタジアム全体が一体になる瞬間、勝って泣き、負けて泣く瞬間。
それらはすべて “今” の連続です。

だから私は、こう生きたい。
感動的な「今」を創る。
感動的な「今」を全力で生きる。

そして、その積み重ねの先に、後悔のない人生があると信じています。

今日もまた、感動の「今」が始まります。

SPORTS BAR FEEL FREEオーナー

宮﨑 善幸

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