50代からの小さな挑戦が人生を広げる

人生100年時代の折り返し地点――。私は昨年50歳を迎えました。
70歳を超えた方々とお話しする機会も増え、「おいくつですか?」と聞かれ、「51歳です」と答えると、決まって「若いね、今からなんでもできるよ」と笑顔で返ってきます。
その言葉に、ふと気づかされました。私が大学生に向かって「君たちは若い、なんでもできる」と話している姿とまったく同じだということに。年齢に関係なく、挑戦する気持ちさえあれば、人はいつからでも新しいスタートを切ることができるのだと実感します。

では、50代の私がこれから挑戦したいことは何か。ワクワクする未来への小さな挑戦を4つ挙げてみたいと思います。

まず①は、大学教員としての挑戦
現在、ハイパフォーマンスコーチングの領域、特に女性コーチの職域拡大に関する研究を進めています。博士論文を完成させ、研究者としての責任を果たすことが次の目標です。私はポジションや肩書には興味がありませんが、学生と真摯に向き合う以上、研究者としての成果を出し、教育現場に還元することが使命だと感じています。

②は、キャリアコンサルタントとしての挑戦
50歳を過ぎ、選手や若手コーチからキャリアの相談を受ける機会が増えました。これまで自分自身は「引き寄せの法則」に導かれるように歩んできましたが、他者の人生に関わる以上、体系的な知識とメンタリング技術を学びたいと強く思っています。キャリア支援を通じて、人生の転機に寄り添える存在になりたいと考えています。

③は、ハイパフォーマンスコーチ養成プログラムへの挑戦
「コーチが学び続けることで、選手が成長する」。この信念のもと、JOCナショナルコーチアカデミーやJRFU女性ハイパフォーマンスコーチアカデミーに関われることは大きな喜びです。世界で勝負できるコーチング教育の確立こそ、日本のスポーツ界がさらに発展する鍵だと確信しています。日本発の「世界一のコーチングプログラム」を形にしたい。その思いが私を動かしています。

④は、FEEL FREEのセカンドステップ・サードステップ
開店から2年、お客様に支えられ、ようやく安定期に入りました。次は外装を整え、ドッグランや屋外で食事ができる空間を創りたいと考えています。風を感じながら過ごす“非日常のリラックス空間”がテーマです。
そしてその先のサードステップは、宿泊施設の併設。アクセスが便利とは言えない場所だからこそ、「泊まって楽しめるスポーツバー」を目指します。スポーツと食、そして人のつながりを通して、心が自由にほどける場所を作り続けていきたいです。

そして――まだまだ挑戦したいことはたくさんあります。
生きている間に女子ラグビーが世界一になる瞬間を見届けたい。
若者の夢を応援する“スポーツ投資家”として、次世代の挑戦を支えたい。
小さな挑戦を一つひとつ積み上げながら、自分がこの世に生きている意味を追求していくこと。
それこそが、私のこれからの人生そのものだと思っています。

SPORTS BAR FEEL FREEオーナー

宮﨑 善幸

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