自分自身の資産の考え方

先日、私が担当しているスポーツコーチングゼミナールに、大学の後輩で現在沖縄でホテル経営をしている方をゲストスピーカーとしてお招きしました。
彼は学生たちに「自分自身の資産をどれだけ豊かにできるか」というテーマで講演をしてくれました。

「資産」と聞くと、多くの人はお金や不動産など“形のあるもの”を思い浮かべがちです。しかし彼は、「資産とはお金だけではない」と強調しました。
それは、家族・仲間・健康といった“人と自分を支える土台”であり、人生の幸福度を決める根っこでもあると語ってくれました。

さらに彼は、資産として次のような要素を挙げてくれました。
それは「経験」「信頼」「時間」「知識」「感性」「学び」。
これらは一見、数値化できないものですが、長い人生で最も価値を生み出す「無形資産」です。
どんなにお金を持っていても、信頼がなければ人は離れていきます。どんなに知識があっても、健康や時間がなければ活かすことはできません。
つまり、これらの資産を大切に育てていくことこそが、真の豊かさにつながるということです。

特に印象に残ったのは、「お金を儲けようとするよりも、資産を豊かにしていくことが大切だ」という言葉でした。
資産を豊かにするとは、家族との時間を大切にし、仲間を信頼し、心と身体を整え、自分自身の学びを続けること。
その積み重ねの結果として、ビジネスのチャンスが自然と生まれていくのです。

スポーツの世界でも同じことが言えます。
選手にとっての最大の資産は「身体」や「技術」だけでなく、「支えてくれる仲間」「学び続ける姿勢」「信頼してくれる人々」などです。
それらをどれだけ大切にできるかが、最終的なパフォーマンスや人生の豊かさを決めていきます。

お金は使えば減りますが、経験や信頼、学びといった資産は使うほどに増えていきます。
つまり、「自分の資産」をどう捉え、どう磨いていくかで人生の方向が大きく変わるのです。

私自身も、これからの人生では“お金を追う”よりも、“資産を育てる”生き方をしていきたいと思っています。
家族、仲間、健康、経験、信頼、知識、時間、感性、学び──。
これらを積み重ねていくことこそが、人生を豊かにする最良の投資だと信じています。

SPORTS BAR FEEL FREEオーナー

宮﨑 善幸

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