自分らしく生きるとはどういうことか

こんにちは、FEEL FREEのオーナーの宮﨑です。
今回は「自分らしく生きるとはどういうことか」というテーマでお話しします。多くの人が「自分らしさ」について悩むことがあると思います。私自身も、これまでの人生で何度も考えさせられてきました。自分らしさとは、自分の中に「軸」や「信じているもの」、そして「大切にしているもの」を持ち、それを自分自身で理解し、受け入れている状態だと考えています。

しかし、現代社会では他人との比較や評価が避けられない場面が多く、時には自分らしさを見失ってしまうこともあります。そこで今回は、「自分らしく生きるための3つのポイント」をご紹介します。


① 他者と比較しない

まず最初に大切なのは、「他者と比較しない」ということです。

私たちは日々、SNSやメディアを通じて他人の成功や幸せを目にします。それがきっかけで、「自分はまだまだだ」「もっと頑張らなければ」と感じることもあるでしょう。しかし、他人との比較は、しばしば自己否定や不必要な焦りを生む原因となります。

例えば、私がラグビーの現役選手やコーチとして活動していた時代、どうしても他のチームや選手の実績と自分を比べてしまうことがありました。しかし、比較を続けていると、自分の本来の強みや努力が見えなくなり、自信を失う結果になってしまいます。

そこで気づいたのは、「自分の基準で自分を評価する」ということの大切さです。他者と比べるのではなく、過去の自分と比べて成長を実感することが、自分らしく生きる第一歩です。


② 他者の評価を気にしすぎない

次に重要なのは、「他者の評価を気にしすぎない」ことです。

社会に生きている以上、他人からの評価を完全に無視することは難しいものです。しかし、その評価に振り回されすぎると、自分自身の価値観や信念が見えなくなってしまいます。

私が特に印象に残っているのは、オリンピックのコーチとして活動していたときのことです。結果を求められる場面では、周囲の期待や批判の声が大きくなり、それに応えようと必死になることがありました。しかし、そうした外部の声ばかりに意識を向けてしまうと、本来の自分らしい指導ができなくなり、チーム全体の雰囲気にも影響を及ぼすことが分かりました。

そこで心がけたのは、「自分の軸を持つこと」です。他者の意見を参考にしつつも、最終的には自分が大切だと感じる価値観に基づいて判断する。この姿勢を持つことで、他者の評価に左右されず、自分らしい選択ができるようになりました。


③ 自分のことが好きになる

最後に、自分らしく生きるために必要なのは、「自分のことが好きになる」ことです。

他者と比較せず、評価に振り回されない生き方を実践するには、まず自分自身を受け入れる必要があります。自分の弱さや短所も含めて「これが自分だ」と認め、それを肯定することが、自分らしさの基盤になります。

私も、若い頃は自分に自信が持てない時期がありました。特に、指導者として最初の頃は、「もっと経験があれば」「もっと実績があれば」と自分を否定しがちでした。しかし、自分の経験や能力を過小評価せず、「自分にはこれだけのことができる」とポジティブに捉えるよう意識することで、少しずつ自信を持てるようになりました。

自分を好きになるためには、日々の小さな成功体験を積み重ねることが大切です。例えば、「今日はこの目標を達成できた」「この部分では自分らしい工夫ができた」といった振り返りを続けることで、自分自身への肯定感が高まります。


おわりに

「自分らしく生きる」とは、他者と比較せず、他者の評価に振り回されず、自分自身を受け入れることから始まります。そのためには、自分の中にある軸や価値観を見つけ、それを大切にする姿勢が必要です。

FEEL FREEは、訪れる皆さまが「自分らしく生きる」ヒントを得られるような場所でありたいと思っています。ここでは、他人と比較する必要も、評価を気にする必要もありません。それぞれの「自分らしさ」を感じながら、リラックスして過ごしていただけたら嬉しいです。

次回のブログもどうぞお楽しみに!

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