楽しさを共有することの力

楽しいと感じることは、人それぞれの感性によるものです。誰かにとっての楽しみが、別の誰かにはピンと来ないこともあります。それは、私たち一人ひとりが異なる価値観や経験、環境の中で育ってきたからこその自然な現象です。
楽しむという言葉は、英語で”enjoy”と言います。この”enjoy”を分解すると、”en”は与えるという意味があり、”joy”は喜びを表します。つまり、”enjoy”とは「喜びを与える」ということを意味します。このことから、楽しむという行為は、自分だけのものではなく、他者との間で与え合い、共有することで成り立つのだと気づかされます。
楽しさの共有が生むつながり
私がFEEL FREEを通じて届たいことの一つが、「楽しさを共有することの力」です。スポーツバーという形を選んだのは、スポーツがその象徴だからです。試合の勝敗に一喜一憂し、知らない者同士が肩を組んで盛り上がる光景を見るたびに、楽しさが人をつなぐ大きな力を持っていると実感します。
楽しさを共有することで、人々は心を開き、互いを理解するきっかけを得ます。それは言葉を超えた共感であり、人と人との距離を縮める特別な瞬間です。この力を信じて、私はFEEL FREEを立ち上げました。
FEEL FREEで生まれる楽しさ
FEEL FREEでは、一日一組限定の予約制を採用しています。この形式には、訪れる方々が心からリラックスし、自分たちだけの特別な時間を楽しんでもらいたいという願いが込められています。また、誰もが気軽に楽しめるよう、バリアフリー設計を取り入れました。
さらに、料理や音楽、空間デザインにもこだわり、訪れるたびに新たな発見がある場所を目指しています。どれもその日その瞬間だけの特別なものができることをゴールとしています。
楽しむことがもたらす未来
楽しさを共有することは、未来をつくることにもつながると信じています。スポーツの試合を見て新たな夢を持つ子どもたちや、美味しい料理や居心地の良い空間に触れて自分も同じ体験を提供したいと思う人が増えるかもしれません。
FEEL FREEでの時間が、訪れる方々の心に小さな種を植え、日常の中でその種が成長していくような、そんな場でありたいと願っています。
終わりに
楽しむという行為は、ただの娯楽に留まらず、人生を豊かにするエッセンスです。そして、その楽しさを他の誰かと共有することで、私たちはもっと大きな喜びを得ることができます。
FEEL FREEで皆さんと楽しさを共有できる日を、心から楽しみにしています。
SPORTS BAR FEEL FREEオーナー
宮﨑 善幸