オーナーブログ– category –
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挫折が教えてくれた自分の本質
「今までの挫折の経験を教えてください。」 学生からよくこのような質問を受けます。私はもともと超ポジティブな人間なので、「挫折」という言葉にネガティブな印象を持っていません。しかし、振り返ってみると、20代の頃に経験した出来事の中には、当時は... -
夢・目標は他者と比較するものではない
夢や目標がない大人が多い。そういう話をよく耳にします。 ある時、サラリーマンの管理職の方とお話しした際、「夢は何ですか?」という質問が、一番されたくない質問だと言われました。確かに、「夢」や「目標」と聞くと、何か大きなことを成し遂げなけれ... -
負け試合から得た人生最大の学び
スポーツの世界で生きてきた中で、私は多くの「負け」を経験してきました。全国大会での敗戦、国際大会での悔しい敗北、そしてオリンピックの舞台で味わった――どれも忘れられない瞬間です。しかし、これらの経験があったからこそ、私は今の自分になれたと... -
キャリアを通じて得たスキルと経験
50歳を迎えた今、これまでのキャリアを振り返ると、年代ごとに異なる学びや成長がありました。20代から50代までのキャリアの歩みを振り返りながら、そこで得たスキルや経験についてお話ししたいと思います。 20代:「与えていただいた仕事に全力を尽くす」... -
リーダーシップは人それぞれ
リーダーシップと聞くと、先頭に立ってチームを引っ張る人物を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、現代においては「シェアドリーダーシップ(共有されたリーダーシップ)」という考え方が注目されています。これは、一人のリーダーがチームを統... -
育成のコーチングとは
今回は、私が考える「育成」に関する持論についてお話ししたいと思います。育成とは単に技術や知識を身につけることではなく、個々の特性を最大限に引き出し、成長を促すプロセスです。特にスポーツの世界では、一人ひとりの選手が持つ強みを見極め、それ... -
メンティーの成長を見守る喜び
私がコーチとして、またメンターとして関わってきた多くの人々の成長を見守ってきた中で、最も重要だと感じることは、「見守る姿勢」だと思います。特にメンティーとの関係において、私たちがどれだけ信じて待つことができるかが、その成長を大きく左右し... -
オリンピックでの感動的な出来事
1. パリオリンピックへの帯同 女子セブンズ日本代表のチームディレクターとして、私はパリオリンピックに帯同させていただきました。世界最高峰の舞台で戦う選手たちを支え、共に過ごした時間は、私にとってかけがえのない経験となりました。その中で特に... -
どんなときも楽しくなるアナロジー思考
皆さんは「アナロジー思考」という言葉を聞いたことがありますか? アナロジー思考とは、簡単に言うと「物事を別のものにたとえて考える力」です。これは単なる例え話の技術ではなく、一見関係のないもの同士を結びつけて、新しい視点を生み出す考え方です... -
選手が教えてくれたこと
私はこれまで多くの選手とともに歩んできました。選手との日々の中で、選手たちが私に教えてくれたことが数多くあります。その中でも特に大切だと感じるのが、次の三つのことです。 ① 無限の可能性があること 選手たちと向き合っていると、彼女たちが持つ...